新・快楽主義宣言

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zoom RSS マリアンヌ

<<   作成日時 : 2017/02/18 01:47   >>

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○監督 ロバート・ゼメキス
○出演 ブラッド・ピット マリオン・コティヤール
○鑑賞日 2月12日
○劇場 TOHOシネマズ西新井
○評価 ★★★★

<パンフレットより>
画像


かつて、戦時中というのは、こんなにも簡単に人の命を奪うことが正当化されていたのだろうか。
確かに戦争の勝敗を決しかねない諜報活動は重大な犯罪行為であることは理解できるが、逮捕も裁判もなしに無抵抗の人間をその場で処刑してしまう命令が出されるなんて。
それよりも身柄を拘束し、情報提供者への接触方法などを聞き出す方がよほど有益だと思うのだが。
ラストシーンでブラッド・ピットの演じたマックスが、マリアンヌ(マリオン・コティヤール)が一人娘を人質に取られたためにスパイ活動をせざるを得なかったのだと必死に弁護するが、彼の上官は「関係ない」と一蹴してしまう。
もちろん、マリアンヌは、実際は別人の成りすましであったわけだし、映画には描かれていないが彼女がドイツ側に漏らした情報でどれだけのイギリス軍、フランス軍の兵士や国民が犠牲になったのかは分からないが、他に方法は無かったものかと思ってしまった。

映画自体はとても面白かった。
マックスがモロッコの砂漠にパラシュートで降り立つところからスタートするが、カサブランカでのマリアンヌとの出会い、新婚夫婦を装って、ナチスの監視役である隣人の目を誤魔化しながら「作戦」の決行に至るまで張り詰めた緊張の日々を過ごす二人の、それぞれの気持ちが高まっていく描き方にすっかり引き込まれてしまった。

娘が生まれて、戦時下ではあるがロンドンで幸せな家庭を築いた3人に突然襲ってくる悲劇は最悪の結末を迎えることになるが、エンディングの父と娘の後ろ姿のシーンも、極めて定石の作り方ではあったけれど、個人的には上手くはまっていたと思う。
マリオン・コティヤールは、今、私の一番好きなハリウッド女優なのだが、本作もとても魅力的だった。
彼女がスクリーンに出始めの頃は、正直なところそれほど好意的な印象は持っていなくて、代表作の『エデット・ピアフ』http://yowayowa.at.webry.info/200710/article_7.htmlも傑作だったが、彼女自身については特に関心は向かなかった。
本当にここ数年でとても魅力的になった感じだ。

それから、ブラッド・ピットの主演映画を観るのも久しぶりだったのだが、本作はおそらく20歳代後半ぐらいの青年将校の役なので、かなりの若作りメイクではあったけれど、違和感なくスキッと仕上がっていて、やっぱり二枚目だなぁと改めて思った。

監督はロバート・ゼメキス。
SFもサスペンスも、そしてラブ・ストーリーも、どんなジャンルの映画でも面白く撮ることのできるオールマイティーな才能は60歳を過ぎても健在なことが確認できてとても安心した。

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