新・快楽主義宣言

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<<   作成日時 : 2017/04/18 06:10   >>

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○監督 マット・ロス
○出演 ヴィゴ・モーテンセン ジョージ・マッケイ
○鑑賞日 4月9日
○劇場 MOVIXさいたま
○評価 ★★★☆

<パンフレットより>

画像


あのまま、子どもたちを学校にも行かせず、それでも家族みんなで幸せに暮らしましたというストーリーだったら、僕の評価は★一つだった。
映画そのものの出来栄えというより感情的に。
ヴィゴ・モーテンセン扮するベンが自分の子育てスタイルを「やりすぎた」と反省し、長男は大学には行けなかったけれど、おそらくそれ以上の人間勉強を体験してくることになるだろうし、そのほかの兄弟姉妹たちは「学校に通わせることにしました」という終わり方だったので、ギリギリ許してやることにした。

子どもに対する親の責任については、僕は個人的に人一倍厳しい考えを持っていて、それは、
「親の価値観で(それがどれほど立派なものであろうとも)、子どもの可能性を少しでも制限してはいけない、特に経済的、社会的に子どもの可能性を制限しなければならない生き方しか出来ないのであれば、そんな人間はそもそも親になるべきではない。」
ということである。

自分が教師となるから学校には行かせない、レベルの低い友だちなど作る必要はない、ジャンクフードなど、人工的な食べ物は一切食べてはいけないがオーガニックなら子どもが酒を飲んでも良い、そして、家族の一体感を高めるためであれば、犯罪(窃盗)を犯したり、社会的なルールを無視したりしても構わない、なんていう親は絶対に許されるはずがないのだ。

そして、ベンの妻の葬儀にしても、たとえそれが本人の遺志だとしても、義親を説得できなかった時点で自らの不徳を反省するべきであり、墓を掘り起こすこともアメリカだって犯罪のはずで、やはり許されないことだと思うのだ。
妹の家に泊まったところなど、あまりのわがままな父親ぶりに我慢できなくなって席を立ってしまおうかと思ったくらいイラついてしまった。

まぁ、それでも親としての責任を何一つ果たさず、自分勝手に生きてきたくせに親面をし、自分が困ったときだけ子どもに頼ろうとするクズよりはよっぽどましではあるが・・・。

いずれにしても、そんなわけでラストに救われたので「感情的にNG」という映画にはならずにすんだ。
また、作品としても、ヴィゴ・モーテンセンのエキセントリックぶりもさることながら、6人の子どもたちの個性的な演技も素晴らしかったと思う。
特に次男のレリアン(ニコラス・ハミルトン)は、しっかりとリベラルな感性の持ち主で、その反骨的な態度なんかはあのリヴァー・フェニックスのような雰囲気もあって、とても印象に残った。

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