新・快楽主義宣言

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zoom RSS タレンタイム 優しい歌

<<   作成日時 : 2017/05/01 02:17   >>

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○監督 ヤスミン・アフマド
○出演 パメラ・チョン モハマド・シャフィー・ナスウィップ
○鑑賞日 4月23日
○劇場 シアター・イメージフォーラム
○評価 ★★★☆

<チラシ>

画像


そもそも、最初はあまり情報も持っていなくて、表参道で食事をするついでにYahooレヴューの点数が高かった作品だったので観に行くことにしたのは間違いない。
しかし、その結果、期待に違わず、青春時代の甘酸っぱい恋と清々しい友情、親子や兄弟姉妹の家族の強い絆、そして多民族国家が抱える宗教の壁に至るまで、さまざまなテーマを少しのユーモアと爽やかな楽曲に乗せて綴った名作に出会うことが出来た。

正直なところ、キャストのビジュアルという点では、少しもモチベーションは上がらなかったけれど、自然に物語に感情移入ができて、ラストのタレンタイム・コンテストの舞台で主人公の一人であるハフィズ(モハマド・シャフィー・ナスウィップ)がパフォーマンスをしているときに、いつもハフィズを必要以上にライバル視していたクラスメイトのカーホウが二胡の演奏でセッションする場面なんかは、その音楽自体の美しさも手伝って鳥肌が立つぐらい感激してしまった。

選考審査の段階ではアップテンポな楽曲を演奏していたハフィズが、本番では天国に旅立った母を想うバラードを歌い上げ、そこに二胡の切ない音色が重なっていく。
映画の中で、ライバルであり、親友でもある二人の関係を説明する描写は少し足りなかったかなという気がしないでもないけれど、その“説明不足”を解消してあまりある名シーンだったと思う。

それからもう一つ印象的だったのは、日本人にはなかなかは実感として理解できない宗教の壁に阻まれる恋の話。

もちろん日本にもごく例外的なケースとして一部の新興宗教とかで敬遠されるような場合もあるかもしれないが、東南アジアやヨーロッパのような多民族国家では宗教の違いが様々な障害となることなど珍しいことではないらしい。

タレンタイムの舞台でハフィズとは対照的にどうしても歌うことが出来なくなってしまったムルー(パメラ・チョン)のエピソードも、とても優しい気持ちにさせてくれた。

コンテストをリタイヤしてステージから降りてしまうムルーを(恋人の)マヘシュ(マヘシュ・ジュガル・キショール)が追いかけていくシーン。
同じようにムルーの後を追いかけようとするマレー人の母親に対して、いつもはひょうきんなイギリス人であるムルーの父親が、 『二人にしておいてあげよう、僕たちもそうだったじゃないか』と優しく諭すシーンが何といっても素敵だった。

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