海辺の映画館 -キネマの玉手箱

監督  大林宣彦 出演  吉田玲 厚木拓郎 細山田隆人 鑑賞日 8月30日 劇場  TOHOシネマズ日比谷シャンテ 評価  ★★★ <チラシ> 上映時間179分、丸々3時間に及ぶ大林宣彦監督の壮大なラストメッセージ。 1977年に『HOUSE ハウス』で商業映画の監督として登場して以来、40年以上にわたって日本を代表する映画監督の1人として活躍し続けてきた彼だから…

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グランド・ジャーニー

監督  ニコラ・ヴァニエ 出演  ジャン=ポール・ルーヴ ルイ・バスケス 鑑賞日 8月14日 劇場  新宿バルト9 評価  ★★★★★ <パンフレット> コロナ禍の盆休み。 例年まとまった休みは年末年始以外、この期間しか取れないため、「割高」なのは承知で国内旅行の計画を立てるのだが、今年はSTAY HOMEで行くところも無く、少しでも口コミ評価の高い映画…

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「8 1/2」「道」 生誕100年 フェデリコ・フェリーニ映画祭

監督  フェデリコ・フェリーニ <8 1/2> 出演   マルチェロ・マストロヤンニ クラウディア・カルディナーレ 鑑賞日 8月10日 劇場  恵比寿ガーデンシネマ 評価  ★★★★ < 道 > 出演   アンソニー・クイン ジュリエッタ・マシーナ 鑑賞日 8月10日 劇場  恵比寿ガーデンシネマ 評価  ★★★☆ <チラシ> 恵比寿でフェ…

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ライド・ライク・ア・ガール

監督  レイチェル・グリフィス 出演  テリーサ・パーマー サム・ニール 鑑賞日 8月1日 劇場  渋谷HUMAXシネマ 評価  ★★★★★ <チラシ> 競馬の国際競走であるメルボルンカップは、豪州最大のG1レースの一つであり、2006年には日本馬が2頭挑戦して、そのままワン・ツー・フィニッシュを成し遂げたこともある。 劇中のレースは2015年、実況でも名前が呼…

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グレース・オブ・ゴッド 告発の時

監督  フランソワ・オゾン 出演  メルヴィル・プポー ドゥニ・メノーシェ 鑑賞日 7月24日 劇場  シネ・リーブル池袋 評価  ★★★☆ <パンフレット> フランソワ・オゾンも、僕にとっては作品が公開されるとキャストや内容を問わず劇場に足を運ぶ監督の一人なのだが、今回のような本格的な社会派ドラマは初めてだったと思う。 『ブレナ神父事件』は、かつて…

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク

監督  ウディ・アレン 出演  ティモシー・シャラメ エル・ファニング セレーナ・ゴメス 鑑賞日 7月19日 劇場  恵比寿ガーデンシネマ 評価  ★★★★☆ <パンフレットより> 早いもので、もう3年位前になるが、「#MeToo」運動の標的となり、ハリウッドから干されてしまったウディ・アレンの現時点での最新作がようやく日本で公開された。 件の個別の案…

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お名前はアドルフ?

監督  ゼーンケ・ヴォルトマン 出演  クリストフ=マリア・ヘルプスト フロリアン・ダーヴィト・フィッツ 鑑賞日 7月11日 劇場  シネスイッチ銀座 評価  ★★★★ <パンフレット> 何年か前に観たイタリア映画『大人の事情』を思い出した。 この『大人の事情』は、夕食会に集まった7人の男女(3組のカップル+男1人)がスマートフォンや携帯の通話履歴やメール…

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カセットテープ・ダイアリーズ

監督  グリンダ・チャーダ 出演  ヴィヴェイク・カルラ クルヴィンダー・ギール 鑑賞日 7月4日 劇場  TOHOシネマズ池袋 評価  ★★★☆ <パンフレットより> 今さら開き直るわけではないが、昭和の時代に基礎教育を受けてきた僕たちの世代は、家庭環境か、あるいは本人の意識のどちらかが特別のものでなければ、外国語なんて話せるようになったりしない。…

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ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語

監督  グレタ・ガーウィグ 出演  シアーシャ・ローナン エマ・ワトソン 鑑賞日 6月28日 劇場  TOHOシネマズ上野 評価  ★★★★☆ <パンフレット> いやはや、完全に油断していた。 『若草物語』といえば、アメリカ小説の古典。 どちらかといえば、子どもの読み物で、もっと言えば、日生ファミリー・スペシャル(フジテレビ)のアニメ。 そんなイメージが…

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ペイン・アンド・グローリー

監督  ペドロ・アルモドバル 出演  アントニオ・バンデラス ペネロペ・クルス 鑑賞日 6月27日 劇場  TOHOシネマズシャンテ 評価  ★★★★ <パンフレット> ペドロ・アルモドバル監督は、1999年の『オール・アバウト・マイ・マザー』以来、作品が公開されれば決まって足を運ぶようになった監督の一人だ。 もちろん、『アタメ』の頃から彼の作品は…

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グッド・ボーイズ

監督  ジーン・スタプニツキー 出演  ジェイコブ・トレンブレイ キース・L・ウィリアムズ 鑑賞日 6月21日 劇場  TOHOシネマズ日比谷 評価  ★★☆ <チラシ> 僕自身、決して聖人のような広い心の人間ではなく、ごく一般的な小市民だ。 だから、僕が、他人の行動で一番嫌悪する行動とは、事の善し悪しではなく、他人に迷惑をかけるかどうか、である。 …

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ANNA/アナ

監督  リュック・ベッソン 出演  サッシャ・ルス ルーク・エヴァンス キリアン・マーフィ ヘレン・ミレン 鑑賞日 6月14日 劇場  TOHOシネマズ上野 評価  ★★★★ <パンフレット> リュック・ベッソンは、僕が若い頃に好きだった映画監督の一人。 最初の出会いはイザベル・アジャーニに惹かれて渋谷で観た『サブウェイ』だった。 その時も、息をつかせぬ展開…

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THE DEAD DON’T DIE

監督  ジム・ジャームッシュ 出演  ビル・マーレイ アダム・ドライバー 鑑賞日 6月6日 劇場  MOVIX亀有 評価  ★★★★☆ <パンフレット> 新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、不要不急の外出自粛、映画館も臨時休業が続いていたので、本当に丸三か月ぶりの劇場鑑賞となった。 “まだ早い”という人もいるけれど、劇場側も間を2席分あけた「ソーシャルデ…

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ジュディ 虹の彼方に

監督  ルパート・グールド 出演  レネー・ゼルウィガー ジェシー・バックリー 鑑賞日 3月8日 劇場  TOHOシネマズ西新井 評価  ★★★★ <パンフレット> 日本でもLGBT(Q)の人たちが“正しく”認知されるようになったのはごく最近のことだ。 彼らの社会活動の象徴が「レインボーフラッグ」<虹の旗>だった理由も、今回の映画を観てよく理解ができた…

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チャーリーズ・エンジェル

監督  エリザベス・バンクス 出演  クリステン・スチュワート ナオミ・スコット エラ・バリンスカ 鑑賞日 2月24日 劇場  MOVIX亀有 評価  ★★★☆ <パンフレット> 素直に面白かった。 敵のパーティー会場で、エンジェルの二人がダンサーに混ざって踊り出すところや、サビーナ(クリステン・スチュワート)の競馬騎手のコスプレあたりはお約束の演出だった…

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スキャンダル

監督  ジェイ・ローチ 出演  シャーリーズ・セロン ニコール・キッドマン マーゴット・ロビー 鑑賞日 2月22日 劇場  ユナイテッド・シネマ浦和 評価  ★★★☆ <パンフレット> “売り出し中”のマーゴッド・ロビーも含めて、3人の女優の見事な競演が楽しめた。 FOXの「事件」は、記憶に新しいし、これを契機にハリウッドに#Me Tooが広まった。…

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グッドバイ ~嘘からはじまる人生喜劇

監督  成島 出 出演  大泉 洋 小池 栄子 鑑賞日 2月15日 劇場  シネマ・ロサ 評価  ★★★★ <チラシ> ケラリーノ・サンドロヴィッチは、僕の好きな舞台作家のひとりであり、彼の作品を映画として観るのはおそらく今回が初めてなのだけれど、期待に違わぬ面白さだった。 原作は太宰治の絶筆『グッドバイ』。 映画のストーリーもほぼ原作通りに展開していくのだが、ケ…

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テリー・ギリアムのドン・キホーテ

監督  テリー・ギリアム 出演  ジョナサン・プライス アダム・ドライバァー 鑑賞日 2月15日 劇場  シネマ・ロサ 評価  ★★☆ <パンフレット> ちょっと評価が辛いかもしれないが・・・。 鬼才テリー・ギリアム監督が数々の困難を乗り越えて完成させた因縁の映画。 30年前、『バロン』が公開された当時、最初の構想時に名前が挙げられたキャストはジャ…

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ナイブズ・アウト

監督  ライアン・ジョンソン 出演  ダニエル・クレイグ アナ・デ・アルマス 鑑賞日 2月9日 劇場  TOHOシネマズ上野 評価  ★★★★☆ <パンフレット> 期待していた以上に面白かった。 もっと正確に言うと、途中までの展開では「こりゃ、期待を裏切られたかな。まあ、こんなものか。」と思っていたのだけれど、最後の最後で思わず膝を打って納得した。 僕…

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CATS

監督  トム・フーパー 出演  フランチェスカ・ヘイワード ジェニファー・ハドソン 鑑賞日 2月9日 劇場  TOHOシネマズ上野 評価  ★★★ <パンフレット> 第92回アカデミー賞ならぬ、第40回ゴールデンラズベリー賞に9部門もノミネートされた“迷作”の誕生。 例年はアカデミー賞の前日にラジー賞の授賞式があるのだが、今年はアカデミー賞の日程が前倒しとな…

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