○監督 ペイトン・リード
○出演 ポール・ラッド マイケル・ダグラス
○鑑賞日・劇場 10月18日 TOHOシネマズ日劇
○評価 ★★★★
<パンフレットより>
マーベルコミックのシリーズらしいエンディング。
「アベンジャーズ」シリーズにもつながっていくことは事前に知っていたし、シネコン会員のポイントで無料鑑賞が出来ることもあって、“ついで”ぐらいの気持ちで観に行ったのだけど、期待していた以上に面白かった。
正直なところ、「タダ」で観られてちょっと得した感じ。
アントマンことスコット・ラングを演じたポール・ラッドも、パッと見はベン・アフレックをもっとシャープにした感じの二枚目で個人的には好印象だった。
マイケル・ダグラス(ピム博士)も、昔の彼は頭の上から声が出るような感じで、その高い声が何か耳触りで嫌いだったのだけど、歳をとって声のレンジが低くなったのか、かつてのような不快感も全く無く、むしろ落ち着いた感じで良かったと思う。
人間が虫のように(虫以下に)小さいサイズになって活躍する映画といえば、もはや古典のSF映画ともいえる『ミクロの決死圏』があるけど、その何年も後に作られた『インナー・スペース』も、どちらも舞台は人体の中だった。
つまり、かつては“小さくなければ入れない”ことが重要で、逆にそんな“限定された世界”を舞台にしないと世界が広すぎて映像的な迫力が出せなかったのだと思う。
そしてそんな限定された舞台で最も神秘的な世界が「人体」だったのだろう。
そんな意味でも、今回のアントマンは、他の等身大のヒーローと同じ世界で活躍するのであり、しかも「アベンジャーズ」の一員(おそらく)なのだから、そんな発想自体が斬新だったと思う。
改めてVFX技術の進歩に感心した。
“小さい”ことを逆手にとって、機関車トーマスのおもちゃにはねられるシーンなんかもコミカルな演出で面白かったのだけど、ただ、その代わりに素朴な突っ込み処も見つけてしまった。
映画の中では「イエロージャケット」は史上最強の兵器であり、ピム博士から事実上、会社を乗っ取ったダレン・クロス(コリー・ストール)は世界征服をもくろむ組織ヒドラにこれを売り込むという設定になっている。
しかし、クライマックスであれだけアントマンと激闘を繰り広げたにもかかわらず、その破壊力たるや、子ども部屋一つ吹っ飛ばせない??
もちろん部屋の壁にはたくさんの穴が空いちゃったけれど。
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