○監督 M・ナイト・シャマラン
○出演 オリビア・デヨング エド・オクセンボールド
○鑑賞日・劇場 11月8日 MOVIXさいたま
○評価 ★★★★
<パンフレット>
かなり久しぶりのM・ナイト・シャマラン監督の作品。
『シックスセンス』のラストシーンが忘れられず、以来、彼の映画がやってくるたび、自然と高くなってしまうハードルに毎回足を引っ掛けているのは僕だけではないと思う。
それでも今回の作品は、さすがに『シックスセンス』の時ほどの衝撃は無いものの、初めてハードルを飛び越えることが出来たのではないだろうか。
幼い姉弟が一週間、母親の両親の家で過ごす。
その家では優しいおじいちゃんとおばあちゃんに迎えられるが、夜の9時半を過ぎたら部屋から出てはいけないというルールが・・・。
相変わらず期待の膨らむ予告編だったし、だから結局、祖父母は宇宙から来たモンスターだったみたいなS・キングの小説のようなオチだったらがっかりだなと思っていたが、「なるほど、そうきたか!」という感じでなかなか面白かったと思う。
幼い姉弟が人里離れた一軒家という隔離された空間で、母親の両親と言われても実際にはそれまで一度も会ったことの見たことも無い、夜に奇妙な行動をとる老夫婦と生活するという、否が応でも緊張感の高まるシチュエーションは、まさにサスペンスの定石ともいえる設定。
そして、これも“お約束”の突然の大きな音にビビりながらも、両手の指の間から覗くドキドキ感も結構楽しむことが出来た。
キャストについては僕にとってはみんな知らない役者ばかりだったが、子役の二人はなかなか上手だったと思うし、『PAN』の子役が人気になるのなら、こっちの男の子ももっと話題になってもおかしくないのになぁと思った。
個人的に惜しむらくは最後に子どもたちにあそこまでやらせてしまったこと。
もう少し早く警察や母親が到着して、“あの結末”とすることはできなかったのだろうか。
あんな経験をしたにもかかわらず、エンディングの男の子が妙に明るくラップを唄っていて、恐怖体験を無理やり忘れるためのようにはとても見えない楽しそうな姿に少し違和感を持ってしまった。
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