イヴ・サンローラン

○監督 ジャリル・レスペール
○出演 ピエール・ニネ ギョーム・ガリエンヌ
○鑑賞日・劇場 9月8日 有楽町角川シネマ 
○評価 ★★★☆

<パンフレットより>

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いつも思うことだが実在の人物を主人公にした映画(フィクション)にはあまりハズレがない。
もちろん、前提条件として、そもそも僕がそうした映画を観る理由が、その人物に興味があるからであって、だからなおさら面白いと感じるのかもしれないが・・・。

「イヴ・サンローラン」といえば、ファッション好きでなくても誰もが知っている世界的なファッションブランドである。
僕自身、若いころからオシャレとか、ファッションには興味があったのだけど、「サンローラン」は、逆に老舗過ぎて、僕のような似非(えせ)者には、逆に古臭く感じてしまっていた。
しかしながら、もちろん映画として過剰にディフォルメされた部分はあるにしても、この映画を通じてサンローラン自身の葛藤や、彼を支えてきた周りの人間たちの苦労、そして改めて彼が生み出してきた芸術的なコレクションの数々を目の当たりにして、このブランドの価値を再認識することができた。

主演のピエール・ニネは、確かに本人と雰囲気も似ているし、生涯のパートナーであったピエール・ベルジュ(劇中ではギヨーム・ガリエンヌが演じる)が、「まるで生き写し」と評したのだから、これ以上の賞賛の言葉はないと思う。
個人的にも、ピエール・ニネやギョーム・ガリエンヌだけでなく、脇を固めるキャストも、見事といって良いくらい、みんな知らない俳優ばかりだったけれど、それが逆に映画にリアリティを与えることになってよかった。

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